「世界の中心で、愛を叫ぶ」
実家に本があったから、借りてきて読みました。
以下、ネタばれありです。


読みやすいし、何度か泣けるところもあるし、決して面白くない作品ではなかったです。*1
ただ、「泣きながら一気に読みました 私もこれからこんな恋愛をしてみたいなって思いました」と帯にあり
それを期待して読んでいたら、がっかりしていたかも・・・
だって最後の章で主人公は、死んだ恋人との思い出の場所へ婚約者を連れてってしまうんですよ。
わたしだったら二人だけの思い出の場所は、ほかの人を連れてって欲しくない!
死んだアキの立場でも、婚約者の立場でもきっとそう思う。
ラストがああでなきゃ、結構好きになれたかもしれないなぁ・・・


なぜか、読んでいる最中「白血病」「高校生」というキーワードによって
折原みとの「時の輝き」を思い出してしまいました。シュンチー!!*2
あとこの本が話題になる前「世界中で愛を叫ぶ」だと勘違いしていて、「色男の話??」と思ってたことも思い出した。

*1:わたしの周りでは割と評判悪いので・・・

*2:さらに連鎖して花井愛子の本まで思い出した!かわちゆかりが表紙書いてて、かわいかったんだよねー。